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2月1日 水曜日
役満! 役満!

緑一色! 緑一色!
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2月13日 火曜日
あれはドアですか?
いいえ違います。あれは窓です。
そんな不気味すぎる会話でおなじみの教科書英語ですが、
本当に面白いのは教科書の会話ではありません。
ちょっと深く解説してあるくらいの参考書のほうが、おもしろい英会話を掲載しています。
台風が日本に近づいている。
いつ私たちを襲うかもしれない。
穀物に損害を与えるだろう。
若い稲はひどい被害を受けるだろう。
風邪がひどくなってきた。
台風は東北地方を横断するかもしれない。
被害額は相当なものになるだろう。
私は唇を噛んだ。
私は新聞を投げ出した。
その新聞で転んで足を痛めた。
私は新聞を粉々に引き裂いた。
大粒の涙が頬を伝って流れた。
どう考えても哀れすぎます。
この部分だけでdamageやcrossなど10個以上の英単語が記憶できるので、なかなか優秀な参考書には違いないのですが、なにぶん、シュールすぎて困っちゃいます。
台風が接近してきて大変なのはわかります。田んぼとか大変です。用水路なんて氾濫します。お察しします。
だからって、いくらなんでも、大粒の涙まで流すことはないでしょう。ね。
もっと深く読んでみると、ほら、何か新聞でスベって足とも怪我してるみたいですし。
例文ってのは大変ですねえ。
アリスは長い滑り台を滑り降りた。
彼女は赤い水着を着ていた。
彼女はプールに飛び込んだ。
彼女は水面下にもぐった。
それから彼女はあおむけに浮いていた。
時計を見て5時過ぎだと気がついた。
彼女はそんなに遅いので驚いた。
ショックで口もきけなかった。
彼女はちょっとの間、凍りついたようになった。
アリスは厳格な母を怖がっていた。
彼女は母親が許してくれることを願った。
髪の毛に触った。ぬれていた。
ぬれた髪の毛をタオルで拭いた。
それから家に急いだ。
アリスは自分の部屋に飛び込んだ。
ドアを後ろ手に閉めた。
ドアに鍵をかけた。
母が怒らなければ良いが、と彼女は思った。
母親がドアをノックした。
アリスは恥ずかしさで首を垂れた。
彼女は母親をちらっとみた。
母が怒っていないのを知って、彼女の目は喜びで輝いた。
目が部屋の明かりを反射したとき、彼女の目は輝いた。
彼女は自分がしたことを反省した。
母は何か怪しいと感付いたに違いない。
何か変なものを感じとったに違いない。
アリスは心のしこりが溶けけるのを感じた。
彼女は母の肩に頭をもたせかけた。
彼女は涙をこらえた。
彼女には感情を抑えることがとても難しかった。
母はついてくるようにアリスに合図した。
アメリカの女性には選挙権がなかった。
女性を教育する大学はほとんどなかった。
ちょっと待てこら。
途中までは良かったんだ。すごく緊迫感があって、映画さながらの感動的なシーンだった。
それは認める。そこまではよろしい。
最後の方、かなりおかしい。前後の脈絡とかぶっ飛んじゃってるよ。
えーと。あれだね。
やっぱりアメリカ人はおもしろいね。
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2月25日 日曜日
特に書くこともないのですが、それではわざわざ更新する意味がないので何か書きます。
なんで日記が書けなくなったんだろう。
味気ない生活を送っていたのは今に始まったことでは無いのですが、昔は日記をかけたんだ。
やる気が無いのだろうか。まったくその通りだ。
うーん。続かない。
次。
この頃は英会話のソフトばっかり聞いています。勉強しなきゃならんなあ、とは思っているのですが、勉強はしたくないんです。そこで「聞くだけで効果アリ」という英会話レッスンを延々と聞き続けているんです。こういう現象を折衷案とか軟着陸とかいいます。ネトゲができてしまう環境では勉強に適さない、とさんざん文句を言っていた受験生の弟が、私がネトゲに繋げられないように設定を変えたとたん、アドバンスを引っ張り出したのと同じ現象です。
電池がない、と怒っていました。
ともあれ英会話を聞き続けるというのは予想以上に効果がありました。聞き始めの頃は「何が何だかわからない」という状態でしたが、この頃は「何を言っているのか」くらいはわかるようになりました。聞き取れるが、単語の意味がわからない、という状態です。安部首相の国会答弁とか記者会見と同じです。何を言っているのかはわかるが、単語の意味がわからない状態です。
無事に高校も退学処分となったことだし、勉強しなきゃならんなあ。
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